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我家は、ほとんどがコンクリートでできています。
それ故、コンクリート打ち込みで仕上げ完了です。
当然、内装と呼べるものは、ほとんどありません。
ひと冬を過ごして、もっとも恐れていた結露等も、
住い方の工夫(通風、局所暖房、ペアガラス等)で、
ほとんどなく、快適に生活することができました。

 工事着手前現況 1

 これは建設前の、既存木造住宅(昭和47年に建売住宅として販売されたもの)です。当初は、改築して住もうと考えていましたが、建替えの融資がつきましたので、思い切って建て直すことを決意しました(一大決心でしたよ。とうとう私も一国一城の主か〜)。

 解体工事着手 2
 いよいよ解体です。敷地が狭くて重機が入らなかったということもありますが、隣家との隙間があまりなかったため、解体時に隣家に迷惑がかかってはいけないので、基本的に全て手バラシにしました。
 敷地整地 3
 きれいに建物が撤去されました。敷地に立つと、改めて「細いなあ〜」と思いつつ・・・・
「地球の中で、唯一私が自由に使ってもいい場所がここの土なんだ。」と実感。
 縄張り 4
 敷地に設計図どおリの間取図を書いて、部屋の大きさ等を確認します。
 「こんな狭いところに住めるのか?」というのが実感ですが、今までの経験から「壁などができると、空間は大きく広く感じられるから・・」と自分を納得させたのでした。
 地鎮祭 5
 工事着手前に、神主さんに来ていただいて地鎮祭を行います。たまに地鎮祭をしない施主の方もおられますが、土地には、固有の歴史や力があると私は信じています。一生に一度の大仕事ですから、厳粛に土地に感謝と敬意を払うことは、大事だと思っています。
 連続壁 6
 建物の基礎工事をするときに土を掘削するんですが、掘削時に隣家の地盤が敷地に崩れてきて「隣家が傾いた!」なんてことが起こらないように、前もって(隣家の地盤の養生及び補強のために)深さ 約1.0mのコンクリートの壁を敷地境界に沿って埋め込んでいます。
 掘 削 7
 支持地盤面まで土を掘り起こしています。京都は埋蔵文化財等がいたる所にありますから、「金貨でもでてこないかな〜。出てきてほしいな〜。」と期待してしまう一瞬です。私の土地は、京都府の知事さん宅の蔵が建っていたところらしいです。それなのに....なんにもでてこなかったです。(後から近所の方に教えていただきました。)
 実際にそういうものが出てくると、調査のために工事が一時止まることもあるので困るんですが・・
 地盤改良 8
 支持地盤の強度を増すために、土にセメントを混ぜています。多少の湿気で固くなります。基礎の深さを確保するか それとも 地盤を固くして強度を確保するか.....コストにすごく影響します。

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