間口が狭くて、奥に長〜い敷地のことを、京都独特の " うなぎの寝床 " と言います。
どうして、こんなに細長い敷地形状が多いのか?
間口によって税金(固定資産税?)を課金したためとか、
狭い街に数多くの家割をすると必然的に生まれてきたとか、
いろいろな説がありますが、
京都人の "粋" な精神とうまく波長が合って、
間口の狭い敷地が、しっくりきたのだと思います。
外観はせいぜい二間程度をめいっぱいに質素でシンプルにして、、、
一歩、中(内)に入ると、自分ん家だけの庭(世界観)があったり、
西陣あたりでは、敷地の奥の奥から ベンツがでてきたりと。
"こっそり"、"ひっそり"、暮らせるのが "うなぎの寝床"
なのかも知れません。
こっそり感が、重要!!
隣接家屋の壁がそのまま隣地境界。
お隣さんの外壁を見ながら暮らすのも、苦痛なので、
隣接家屋の外壁にぴったりと引っ付くように、こちらがわでも壁をつくります。
こうすることで、太陽光線は、
狭い敷地の中にさらにスライスされた中庭の空からしか入ってこなくなるようになります。
狭くてどうしようもないなぁ。。。みたいな敷地に、
これでもかぁ!! みたいな自然と共生して生活するスタイル。
狭小敷地に、小宇宙を作るのですよ。 それも自分だけの。。。
外部からは、想像できない空間に、"こっそり" "ひっそり"と暮らすことでの優越感。
小さな中庭(通り庭)に入る"光"が独特の影の美しさを作り出します。
影ができることで、光を感じる。
陰翳礼讃!!
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