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この工場は、繊維、寝具関係を製造販売する企業の新規事業開発計画であり、
第一期工事は、ゲストハウス棟、工場等、庭園の建築、第2期工事は、研究施設及び第2工場である。
広大な自然の中での開発であるため単純な幾何学的秩序を導入して、自然と幾何学を対比させることでより自然を明確に抽出しようと試みた。  
企業戦略として、見学者等、広く開放された工場.研究施設群とするためにゲストルームを中心に、見学者は、庭園を通って工場のエントランスに至る。
工場内部は、長さ60Mのデッキによって、対面する庭園を見渡すことが可能になっている。
さらに内部階段によって2階に上がり、作業導線と交差することなしに、全体を回遊することができる計画となっている。
この庭園の存在は、イベント等にも利用することができ、さらに、社員の方のいやしの場としての空間利用も可能としている。
施設と敷地全体(自然風景)との視覚的調和を得るために敷地を、建築物のモジュールである3.3M*3.3Mのグリッドで分割し、建物を配置している。
また、ゲストハウスの屋根を曲面にすることで、工場等施設群の単調なスカイラインに変化を与え、寝具におけるやさしさのイメージにつながるように考えた。